各種砲弾について
World of Tanks マーセナリーズに登場する砲弾は大きく分けて 4 種類あります。
これらを状況に応じて使い分けることは、戦場で大きなアドバンテージとなります。
各種砲弾の特性について理解し、相手より一歩リードしましょう！
徹甲弾 (AP)
ほとんどの車輌において標準装備となる砲弾です。
敵車輌の装甲を撃ち抜いた場合（貫通した場合）や、モジュールに命中した場合にダメージを与えることができます。
AP 弾は通常、同 Tier や下位 Tier の車輌、または中程度の装甲を備えた車輌を狙う場合に適しています。
AP 弾の欠点
- 非貫通の場合にはダメージを与えられない
- 跳弾する確率が高い
- 長距離射撃においては貫通力が低下する
硬芯徹甲弾(APCR)
最も一般的なプレミアム砲弾です。
性質は AP 弾に似ていますが、弾速と貫通力がより高くなっています。
AP 弾で相手の装甲を貫通出来ない場合は、APCRを使うのも手でしょう。
AP 弾と同様に、命中した際の入射角が極めて大きい場合には跳弾してしまう可能性があります。
遠距離射撃においては AP 弾よりも貫通力が低下する傾向があります。
APCR 弾の欠点:
- 命中した際の入射角が大きい場合や、遠距離射撃においては、有効性が低い
- 費用が高い
これらの砲弾は、一部の中・高 Tier 車輌においては標準砲弾として使用されています。
榴弾 (HE)
貫通力が低めですが、貫通した場合には、重大な損害 (モジュールや搭乗員への損害) を含む大ダメージを与えることが可能な砲弾です。
貫通しなかった場合は、HE 弾は装甲表面で炸裂し、わずかなダメージを与えると共に、モジュールを破壊することに留まります。
そのため HE 弾は、軽装甲の目標に対して使用した場合、貫通することにより大ダメージが期待できます。（例：軽戦車や天板のない駆逐戦車など）
逆に、重装甲の目標に対して使用した場合には、ダメージはわずかですが、モジュールを破壊できる可能性があります。
この場合のダメージはわずかですが、AP弾またはAPCR弾が跳弾した場合は全くダメージを与えられないため、選択肢のひとつになるでしょう。
HE 弾には爆発半径が設定されており、直撃しなかった場合でも、爆発範囲内のあらゆる目標に爆風損傷を与えることができます。
一般的な戦車砲の HE 弾の爆発半径は小さめですが、大口径砲を備えた駆逐戦車や自走砲の HE 弾の爆発半径は大きく、爆風損傷の威力も強力です。
HE 弾の欠点:
- 貫通力が低い
- 装甲表面で炸裂した場合には、僅かなダメージしか与えられない
- 重装甲の目標に対しては、全くダメージを与えられないこともある
一部の車輌には、爆発半径がより大きな プレミアム HE 弾 が用意されています。
また、イギリス製の主砲の一部においては、貫通力が高めの 粘着榴弾 (HESH)を使用可能です。
対戦車榴弾 (HEAT)
AP 弾や APCR 弾よりもずっと大きな貫通力を誇る特殊な弾種です。
HEAT 弾は、遠距離射撃の場合でも貫通力が低下せず、跳弾のルールも通常とは異なっています。
従ってプレミアム HEAT 弾は、重装甲の目標に対してや、遠距離射撃において有効です。
HEAT 弾の欠点:
- 命中した際の入射角が大きかった場合には、全くダメージが与えられないことが多い
- 破壊可能なオブジェクトに命中した際に炸裂してしまうため、薄い壁やフェンスを撃ち抜いてその先にいる目標にダメージを与えることができない
- 費用が高い
これらの砲弾は、一部の中・高 Tier 車輌においては標準砲弾として使用されています。
結局何を使ったらいいの？ -実用編
基本的には標準砲弾を使用すれば大丈夫です。余裕が出てきたら変更して変化を試してみましょう！
以下に特殊な状況をまとめました。
Q: 高速で移動中の軽戦車を狙う
A: 最も高速で飛んでいく APCR 弾が一番当たりやすいでしょう。停止している場合は HE もいいかもしれません。
Q: 前線でかち合った重戦車の装甲が貫通出来ない
A: AP 弾で貫通出来ない相手には、APCR 弾を試しましょう！
Q: 戦闘終盤、自走砲を一発で仕留めたい
A: 自走砲は一般的に装甲が薄めであり、機動力も低いです。貫通した場合大ダメージが期待できる HE 弾を使ってもいいでしょう！
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