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ニュース / コミュニティ

インタビュー: 新しいSturmtigerブランチを徹底解説!

10月 18, 2021

最新のドイツ技術ツリー車輌に搭乗すれば、ワクワクすること間違いなし!これらの車輌の歴史的背景や詳細を開発チームの2人から直接聞いてみよう!

高威力。実験的車輌。コンソール版限定。

Sturmtigerブランチの新しいドイツ駆逐戦車6輌は、戦車長の皆さんが長年夢見てきた待望の車輌です。これらの車輌がついにWorld of Tanks Modern Armorに登場します!

Sturmtigerブランチの駆逐戦車は豊富な歴史的背景を持っているだけでなく、信じられないような火力も備えています。ただし、習得するには一定のスキルが必要となるでしょう。絶大なダメージを与えることができるこれらの車輌に搭乗する前に知っておくべきことは何でしょうか?

歴史的背景とと戦い方のヒントについて、Sturmtigerブランチの開発に携わった2人の開発者、レオ・フローレスとグラハム・マイルズに聞いてみましょう!

(以下の内容は、実際のインタビューを編集したものです。)


まずは、自己紹介と、World of Tanks Modern Armor開発チームにおけるそれぞれの役割をお願いします。

レオ・フローレス (以下LF):私はWorld of Tanks Modern Armorのリード車輌デザイナーです。ゲームに登場する全ての車輌の企画と制作に携わっています。多くの時間を費やして、歴史的情報を調査し、装甲レイアウトを設計し、新車輌の戦い方を決定し、今後何をリリースできるかを考えています。

グラハム・マイルズ (以下GM): 私はアソシエートゲームデザイナーです。レオの下で、車輌そのものにフォーカスして開発作業を行っています。現在は数々の細かいデータの変更に携わっていますが、車輌のデザインやバランスに関するより高位の議論にも参加しています。また正式なタスクではありませんが、プレイヤーの皆さんのフィードバックを観察して、ゲーム内の変更点や追加点に関する意見を調査しています。このゲームの改善点を常に探しているんです。

基本情報

Sturmtigerブランチの駆逐戦車に関して、プレイヤーならば誰でも知っておくべき情報はありますか?

LF: このゲームで最大級の主砲を装備しているということです!

GM: 恐らく最も重要なことは、非常に専門的な車輌だということです。技術ツリーの高位に行くにつれて、より専門的になっていきます。タイミングが合えば、これらの車輌は破壊的な威力を発揮できます。しかし能力を最大限発揮するには特別な注意と位置取りが必要です。この新しいブランチで戦うにあたっては、マップに関する知識がとりわけ重要になるでしょう。

史実との関係性

これらの車輌は設計図のみが存在していたのですか?それとも実際に生産され戦闘で使用されたのですか?

GM: 車輌により異なります。StuIG 33 B、Brummbär、そしてもちろんSturmtigerは第二次世界大戦期に生産され実戦を経験しました。その他の車輌は設計図のみに留まっています。

LF: Sturmtigerは戦闘らしい戦闘をほとんど経験しませんでしたが、それらの数少ない機会では大口径砲の威力を存分に発揮しました。StuIG 33 Bは主にスターリングラードの戦いで使用されたほか、戦争後期にもいくつかの戦闘に参加しています。このブランチで戦争中に最も使用された車輌はBrummbärで、主にロシアやポーランド、フランスで実戦投入されました。

GM: 多くの人が知っているように、第二次世界大戦のドイツ軍は実験的車輌の製造を積極的に行いました。そして戦争が進展し、兵器が改良される一方ドイツの資源が枯渇していく中で、ドイツ軍は既存の車体にありとあらゆる兵器を搭載することを試みました。このため、ゲームに車輌を実装する上で、膨大な歴史的資料を利用できたんですよ。

LF: 幸運にも、私たちの仲間には資料を上手く集めてくれる優れた歴史家がいます。SturmpanzerやSturmtiger (P)の制作は若干容易でした。部分的にJagdpanther IIFerdinandに基づくこれらの車輌は、制作に取り掛かるのが若干容易でした。一方、Bärの開発にはちょっとした工夫が必要でした。強襲戦車に関する当時のアイデアを全て盛り込もうとした車輌だったからです。

コンセプトの展開と実装

この車輌ブランチをひらめいたきっかけは何ですか?なぜこれらの車輌を選び、今実装するのですか?

GM: 私にとってSturmtigerは、フランスの超重戦車のように、長年噂されてきた「神秘的な」WoT車輌のひとつでした。非常に古いバージョンのガレージでは、車輌庫に並んだ模型車輌の中に茶色の防水シートを被ったSturmtigerがいたことを覚えているプレイヤーもいるかもしれません。開発モードのカメラでしか見えないサイドルームのひとつにはBrummbärもいたのではないかと思いますが、確かな記憶ではありません。

LF: これらの車輌に関しては多くの情報がありましたし、追加してほしいという要望もこれまでに受け取ってきました。皆さんが何か新しいことを試す時間が増える年末年始の祝日の前の時期は、実装に相応しいタイミングだと考えたんです。

GM: これらの車輌を技術ツリーに追加することは、私にとっては自然な決定といえます。WoTのプレイヤーの観点から、そして第二次世界大戦に関心がある一般的な歴史愛好者の観点からみて、Sturmtigerにはそれだけの性能がありますし、Tier V~X車輌を含んだブランチを制作できるだけの十分な設計案も残っていますからね。

戦い方とバランス

これらの車輌のプレイヤーに楽しさを提供しつつ、他の車輌と比較して適度なバランスを保つためにどのような工夫をしましたか?

GM: Sturmtigerブランチの車輌はこのゲームで最大級の主砲を搭載しています。単発ダメージに関しては、同Tierでは自走砲を除く全てのタイプの車輌に劣ることはほとんどありません。このような優れた火力を有する対価として、顕著な弱点も持っています。これらの弱点を調整し、プレイが楽しい車輌であると同時に強力になりすぎないようにバランスを取ることが重要です。Sturmtigerブランチの車輌は極端な性能を有するため、この作業は非常に困難でした。スーパーテストによるフィードバックを受けて変更も行いました。

LF: 車輌ブランチが公開される前には、最大限のプレイテストを行って、各車輌のバランスを調整します。その後にスーパーテストに移行し、改めて車輌を評価することで見落とした項目がないかを確認します。車輌の準備が整った後も、リリース日から調査を開始します。しかし、プレイヤーがその車輌のプレイに慣れて敵車輌を倒せるようになる数週間後になって初めて、しっかりした情報は得られません。データを歪める可能性のある特別イベントや一過性の出来事がないかどうかも確認します。

主力の砲弾としてHE弾を使用する車輌もあればHEAT弾を使用する車輌もあります。砲弾の種類に関するデザイン哲学はありましたか?

LF: この点に関しては、2つの目標を達成する狙いがありました。まず、その車輌が史実で使用した主力の砲弾に準拠するということです。次に、車輌の相対的な戦闘能力を維持するということです。低Tierでは大半の車輌の砲弾貫通力は高くはないため、専らHEAT弾を発射して各砲弾が貫通するような状況は好ましいとはいえません。一方、高Tierに入るとHE弾はそれまでのような効果を失うため、今度は貫通力の増加が必要となってきます。

GM: 敵と戦うには2種類の方法があります。HE弾は最高の潜在ダメージを有し、ほぼ常に何らかのダメージを与えます。しかし砲弾の命中箇所と敵の装甲厚次第でAP/HEAT弾よりもダメージが減少する場合があります。逆に、これらの車輌の装填時間は非常に長い上に、AP/HEAT弾は跳弾したり未貫通だったりして全くダメージを与えられない場合があります。一方、このような状況でも、HE弾ならばダメージを与える可能性があります。与えられた状況の中で、どの種類の砲弾を使うかはプレイヤーの選択に委ねられています。

LF: 付け加えるならば、これらの車輌によってHE弾に活躍の場を与えることができました。他の車輌と比較してSturmtigerブランチの車輌は大口径砲を装備しているため、HE弾の爆発半径も拡大しています。

Sturmtigerブランチに最も近い既存の車輌ブランチは何ですか?

GM: ブランチ全体としてみた場合、Sturmtigerブランチは非常に個性的ですが、ソ連技術ツリーのSU-152が若干近いかもしれません。主砲だけをみれば、中Tierの榴弾砲搭載型車輌、KV-2Dreadnought、ドイツ駆逐戦車の箱型の車体にソ連の152 mm砲を搭載した車輌などの大型版がSturmtigerブランチの車輌といえます。

LF: ソ連のSUブランチですね。特に152 mm ML-20、その巨大版です。

ヒントとアドバイス

Sturmtigerブランチを研究するプレイヤーに対するヒントはありますか?

GM: 遮蔽物に完全に隠れるのではなく、遮蔽物の背後のゆるやかな上り坂へと後退して射撃を行った方がよい場合があります。ただし、弱点となる天蓋部分を敵に晒しすぎないようにしましょう。

LF: 射撃の判断が上手くできるようになったら、砲弾の速度にも慣れましょう。その後は味方主力部隊の背後に陣取り、チャンスが来たら標的を仕留めます。低Tierの車輌ははるかに素早く移動できる一方で、ブランチ上位の高Tier車輌は大型かつ低速になっていくため、危険な状況から脱出する際には速度に頼り過ぎないようにしましょう。

GM: Tier V~VI車輌は最も使い勝手がよい車輌ですが、ブランチを進めるにつれて主砲や車輌そのものは扱いが難しくなっていきます。しかし、高Tier車輌では単発ダメージも劇的に増加します。Sturmtigerブランチは新規プレイヤー向きとはいえないかもしれません。しかし、マップやゲームに関する知識を活かして敵に最大級の直接射撃ダメージを与える独特の体験を求めている皆さんにはぜひプレイしてもらいたいブランチです。

プレイテストで上手く機能していた、おススメの戦い方はありますか?

GM: 成功の鍵は車輌の位置取りです。Sturmtigerブランチの車輌は、主砲の射角や俯角が非常に限られていますからね。特に高Tier車輌はFV215b (183)FV4005Jagdpanzer E 100と同等の脅威となり得ます。これらの車輌を避けて撤退したり位置を変えたりする敵の動きに対応できるようにしましょう。

LF: 装填中に隠れられる遮蔽物を確保しつつ、標的とは中距離を保ちましょう。装填時間は他の車輌よりも長いため、単独で行動してはいけません。密かに接近されるような事態は避けてください。側面を突かれるような状況さえ防げれば安全は確保でるはずです。大半の車輌はこちらの主砲から身を隠そうとするでしょうからね。

GM: 私の経験上、これらの車輌が能力を発揮できる役割は主に2種類です。最初の役割は中距離での攻勢支援です。特に狭い進路での攻勢で威力を発揮します。重戦車や中戦車と適切に連携するならば、これらの車輌は敵の主力に痛撃を与えて戦局を大きく左右することが可能です。

2番目の、若干曖昧な役割は中・長距離からの砲撃です。これらの車輌は狙撃向きではありませんが、HE弾の爆風は非常に広範囲をカバーします。開けた場所で固まっている敵集団や、稜線の背後でハルダウン戦術をとっている重戦車に対して攻撃することで、複数の敵にダメージを与えられます。相手が重装甲であっても十分なダメージを与えられるでしょうし、混乱を引き起こしたり味方が止めを刺す機会を作れるかもしれません。

Tier X駆逐戦車Sturmtigerの素晴らしい38 cm砲を早速使用したいプレイヤーにおススメの拡張パーツはありますか?

LF: 改良型修理システム、新型装填装置、新型射撃装置がおススメですね。

GM: 新型装填装置は必須の拡張パーツです。Sturmtigerの射角が限られていること、そして旋回時や移動時の射撃散布界が大きく拡大することを考えれば、新型射撃装置は悪くはない選択肢です。この拡張パーツがあれば、射角の外側で新たに発見された敵に命中する頻度が高まるかもしれません。

でも私の考えでは、Sturmtigerやこのブランチの全車輌にとって最高の拡張パーツは新型装填装置です。主砲を再装填することなくHE弾、HEAT弾、AP弾を切り替えることが可能なこの拡張パーツがあれば、Sturmtigerブランチの車輌の有用性は大きく向上し、主砲の攻撃準備を常に整えておくことができます。換気装置や薄膜レンズも堅実な選択肢ですが、どちらかといえばこれらの車輌の専門分野を強化した方がよいかもしれません。

Tier X駆逐戦車に搭乗する際に必要な車長スキルはありますか?

LF: おススメは素早い装填、的確な照準、速射、行進間射撃、オフロード走行、クラッチの名手、状況判断力、消火能力、一般整備です。

GM: 基本的な4スキルとして、第六感、天性のリーダー、素早い装填、的確な照準は、他の車輌でプレイする場合にも役立ちます。追加スキルとしては、状況判断力、クラッチの名手、一般整備、メンテナンス特訓がおススメです。移動中の標的の偏差射撃を行う際などに主砲の精度を極力高めたい時には速射もよいかもしれません。いずれにせよ、先に述べた基本の4スキルをまず車長に習得させた方がいいでしょう。


破壊的な駆逐戦車が揃う新ブランチについての情報と戦い方のアドバイスを語ってくれたレオとグラハムに感謝します。

皆さんはドイツのSturmtigerブランチについてどう思われますか?フォーラムDiscordでご意見をお聞かせください!どんな意見も大歓迎です!

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