「超重戦車」には、その名にふさわしい質実剛健さが求められます。今週の「戦車大改修」計画で扱う日本技術ツリーのType 5 Heavyブランチの各車輌は、まさに超重戦車に相応しい威容を誇ります。今回見直し対象となるTier Vまでの車輌にご注目ください!
日本の超重戦車ブランチの頂点に君臨するType 5 Heavyは、2種類の主砲を選択可能です。信頼性が高く戦場で安定した能力を発揮する140 mm砲と、貫通できさえすれば大ダメージを与えられる150 mm砲、お好きな主砲で戦いましょう。
今回のアップデートでは、この戦車が持ついくつかの弱点を改善します。まずこの戦車は、同ブランチのTier V以上の各車輌と共通のエンジンを搭載していました。この超大型戦車には独自の動力源が必要です。そこで、より強力な1,500馬力のエンジンを搭載させることにしました。このエンジンは、新たに車体装甲が強化されたことでさらにサイズと重量が増加したType 5 Heavyをより適切に動かすことが可能です。
機動性と生存性をチェックしたら、お次は火力です!既に堅実な性能を発揮している140 mm砲は、装填時間が短縮され、より多くのダメージを与えられるようになります。150 mm砲の改善は、より複雑です。基本的にHE弾を使用する主砲のため、大半の砲撃では炸裂損傷による低いダメージしか与えていません。一方、分間ダメージは同Tierでは既にトップクラスであり、この点については改善の必要はありません。貫通力を増加させれば安定してダメージを与えられるようになりますが、この主砲ならではの個性は失われてしまいます。Type 5 Heavyには既に140 mm砲があるわけですからね。そこで単発ダメージを増加させて、貫通した場合にもしていない場合にも、炸裂損傷により多くのダメージを与えられるようにしました。攻撃を受けた敵はこの変化を実感することでしょう!これに加えて、狙った場所に命中しやすくなるように精度を向上させました。
以上の変更により、150 mm砲はより安定してダメージを与えられるようになります。装甲の薄い敵に狙いすまして砲撃を命中させることができれば、大きな損害を与えられるでしょう。
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Type 4の問題点はType 5と似通っているため、同様の改良を施されました。この戦車が戦場でより自在に駆け回れるように、2種類のエンジンはそれぞれ強力な馬力のものへと交換されました。パワーが向上したことで、以前よりも平地で速度を維持して走行できます。
150 mm砲はダメージが向上し、精度、照準時間、そして操作性全般が改善されました。140 mm砲も装填時間と操作性が若干強化され、戦場での性能が改良されました。
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O-Hoは超重戦車ではありますが、それに相応しい装甲を十分には備えていませんでした。今回改良された装甲によって、前面の防御力が大きく向上しました。また、小型砲塔の向こう側に狙いをつけるべく車体を傾けた場合に、被弾によるダメージを緩和することができます。
主砲も調性され、戦闘効率が向上しました。
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O-Niは同Tierとしては十分な装甲を備えており、そのサイズと重量にとって強力なエンジンを備えています。このため、これらの項目に関する調整は必要ありません。O-Niの主な変更点は、主砲性能全般を改良してダメージ量を若干増加させたことです。
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O-Iについても触れておきましょう。この車輌を見落としたわけではありませんが、戦場では十分に活躍しているため、調整は特に必要ないと判断しました。O-Iは今後も活躍してくれることでしょう!
O-I Experimentalは日本重戦車ブランチ最初の車輌ですが、その装甲は鋼鉄ではなく和紙でできたかのように脆弱でした。今回はこの点を修正しました。この戦車に新たな命を与えるべく、装甲を一から十まで見直しました。改善された装甲が、戦場での成績にどう影響するか、注視していきたいと思います。
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今後も、WoTではお馴染みの車輌たちが「戦車大改修」計画で順次オーバーホールされていきます。お楽しみに!